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英語の多読の効果や正しいやり方は?コツ3つとおすすめの本や教材も紹介


昨今、英語をはじめとした言語の習熟において『4技能』というワードをよく見聞きします。
それはReading(読む力)、Listening(聞く力)、Speaking(聞く力)、Writing(書く力)。

これらの能力をバランス良く伸ばすことが英語の勉強には重要だと言われております。それではそれら4つの技能の習得で、何からまず取りかかればいいでしょうか。

語学学習における基礎の基礎……それはなんと言っても『リーディング』!
文を読んで理解する力がなければ、残りの3つの技能の習得に必ず限界が来ます。教材やスクールに高い料金を払って、もしも効果が出なかったら……。

そうならないよう、独学かつローコストでできる多読という学習法や効果について本稿ではご紹介します!
あなたのリーディング能力を飛躍的に高め、今後につながるようにしていきましょう。

この記事でわかること|タップで飛べる目次

英語の多読の効果や正しいやり方|そもそも多読とは何か

多読、またの名をExtensive Reading(ER)とは、第二言語習得に効果があるメソッドです。
まず簡単に読めるレベルの本を選び、はじめから最後まで一気に読むという学習法です。

一冊読んだらまた同じくらいの難易度の本を一気読みし、また更に一冊……。といった要領でドンドン読んでいきます。
それを続けていくうちに英語をスムーズに読む感覚が自然に無理なく養われていくことでしょう。

多読の効果


スピーキングなどを筆頭に語学はよく、スポーツの訓練に例えられます。
しかしそれはリーディングにも当てはまります。

多読(ER)の対義語はIntensive Reading(IR)と称されます。俗に言う精読です。精読は学校でよく行われる、短いセンテンスを掘り下げ単語や文法について学ぶ方法です。

しかしその英文は、ネイティブが読んだり書いたりするような『活きた英語』でないことも。教科書に載っているような類いの文章はそのような傾向が多々見受けられます。
そういった文をどれだけ読み込んでも実践的な読解力はなかなか身につきません。

多読学習法は質より量を重視し、たくさんの本の中にある膨大な量のセンテンスに触れていきます。大量の英文を片っ端から読んでいくうちに、無意識かつ感覚的に英語を理解する力を養っていく。
多読はこのように、精読では伸ばせない能力を培えるトレーニングであると言えるでしょう。

英語の多読の効果や正しいやり方|やり方、コツ

簡単すぎて手ぬるく感じるくらいの難しさのものから取り組むのが、第一のコツ。
本稿を読んでいるあなたが大人だとしても、幼児向けの絵本から始めてみましょう。

2歳児や3歳児くらいが読むような、1ページにイラストと単語がいくつかあるほどの本です。まずはそのレベルから数冊読んでみましょう。

次は少し対象年齢が上の児童書を何冊か読み、続いて一段レベルが上のものを、といった具合です。ペーパーバックや英字新聞などが読めるまで道のりは遠く感じるかもしれません。
ですが、焦らず気楽にステップアップしていきましょう。

多読三箇条
・辞書がなくても理解できる本を選ぶ
・よく分からないところは飛ばす
・難しすぎる、または面白くないと感じたら別の本を読む

英語の多読の効果や正しいやり方|教材について

多読用教材として有効なものの一つに、Graded Reader(GR)と呼ばれる種類の本があります。
これは英語圏の子供や英語を母語としない大人のために開発された書籍。版元はペンギンブックス、オックスフォード大学出版局などの外国の出版社がメインです。

一例として下記の動画をご紹介します。
(オックスフォード・リーディング・ツリーというシリーズです)

内容の難しさにより本ごとにレベルやグレードで分類されているのが特徴。
そのため、読者は自身のリーディング力に応じた本を選べます。階段やハシゴを登るように、あなたの英語力を段階的に上げていきましょう。

とは言っても、いったい何から始めたらいいのか……。
そう感じるあなたのために、一例としておすすめの書籍をご紹介いたします。興味がありましたらぜひ一度手にとって見てください!

英語の多読の効果や正しいやり方|おすすめ書籍のご紹介

初心者向け

英語はぜったい逆から読むな!

↑↑↑

いわゆる返り読みをせず、英文を左から右に読む習慣を身につけるのが多読の第一歩。
本書では英文の内容を語順どおり直感的に理解するコツが学べます。

ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の大百科事典

 

↑↑↑日本人が制作した日本人用の『洋書』で、イラストやストーリーを楽しみながら無理なく読み進められます。
また、コラムなどで詳しく文法などについて補足説明あり(日本語)。
解説の部分はまず飛ばし、ストーリーを楽しむよう作者は推奨しています。

中級者向け

ラダーシリーズ(IBCパブリッシング)
https://www.ibcpub.co.jp/ladder/

世界や日本の名著、名作などが簡単な英語で楽しめます。
難易度ごとにレベル分けされており、自分の英語力に合わせて本が選べます。
巻末にワードリスト(和英)があり、辞書が要らないのもポイントです。

Who was? series(Penguin Random House)
http://www.whowasbookseries.com/

アメリカをはじめとした英語圏で子ども用の教材として広く親しまれているシリーズ。
世界的に著名な偉人について、易しい表現で書かれた伝記です。
一冊100ページほどのため、手軽に読めるのも特徴。

英語の多読の効果や正しいやり方のまとめ

習うより慣れよ、昔からあらゆる分野で言われている言葉です。
日本人は英語をはじめとした語学の学習において、慎重すぎないでしょうか。

『英語の勉強』に終始し、飽きたり挫けたりして終わってしまう。
発音、文法、ボキャビル、エトセトラエトセトラ……。

それにかかずらうばかりで、洋書を読まずに終わる人間は大勢います。
それは宝の持ち腐れで、もったいないことだと言えるでしょう。

なにより、あなたに与えられた時間は有限であり、一瞬たりとも無駄にすべきではない!
無論、勉強や準備に手間や時間をかけることも大事です。
しかし、それだけでは単なる人生の浪費にしかならないかも……。

この記事を読んだあなたは、多読により生きた英語に触れる習慣を身につけるべきです。
そうすれば将来、必ずや新しい展望が開けてくるでしょう。

そして多読に慣れ自信がついたら、本格的なレッスンを受講してはいかがでしょうか。
中でもトライズ、ライザップイングリッシュ、プログリットがオススメです。
基礎を固めてからこれらのレッスンを受ければ、効果的に英語力が向上します!

この3つのコーチング英会話は記事の下で紹介していますので気になる方はぜひチェックしてみて下さい。↓↓↓

 

 

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