インドに行ったら食べてみて!食事の際の注意点とは?元インド妻が教えるおすすめの食べ物5選

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Shizuku

Shizuku

長年の海外移住の夢を叶え、現在グアム在住です。グアムに来る方がもっと楽しめるように、現地の情報を発信していきたいと思います!グアム以外に行った国の情報もお届けします!

インドといえばカレー。そんなイメージを持たれている方は多いのではないでしょうか。かくいう私もそうでした。ですがこの国はとにかく広いこともあり、様々な料理があります。

ふと「この国に来たら何を食べたらいいだろう?」と思った方。今すぐ「これ!」というものが思い浮かばないかもしれません。インド好きな方もそうでない方にも、そのような疑問に対して元インド妻がおすすめ食べ物は何かをお答えします。

これを事前に読んでおけば現地に行ったときに何を食べたらいいか?がバッチり予習できますよ。それではまず食文化から紹介します!

インドの食文化とは?

カレーとは?

カレーというと、私たちは日本で食べ慣れているカレーライスのカレーを思い浮かべると思います。ですが、インドでいうカレーの場合、ターメリック(ウコン)やクミン、他にもいろいろなスパイスを用いた特徴的な調理法での料理を指します。

地域によって異なる食文化

広大な土地に多民族が暮らしていますが、その地域や民族、宗教、階級によって様々な食文化が築かれてきました。それぞれに発展してきた食文化を一言で説明するのは難しいですが、大きく分けて4つに分けられます。それでは紹介します。

北インド料理

北インドはイランやアフガニスタンなど中東の影響を受けており、主食は小麦粉がメインです。調理にはギー(GHEE)という油がよく使われますが、このギーは「奇跡のオイル」と言われ、アメリカでは最も身体にいいオイルとして第1位に輝きました。

いくつかのスパイスをブレンドしたガラムマサラというスパイスがよく使われ、料理の特徴としては、とろみが強く濃厚なものが多いです。乳製品もよく用いられます。タンドゥールという壺窯を利用した調理法も北インド料理の特徴の一つです。

南インド料理

南インドの主食は米で、乳製品よりもココナッツミルクが多く用いられます。油はギーよりもマスタードオイルやごま油が使われる事が多いです。ただし使用量はそんなに多くない為、北インドに比べるとあっさりしていると言えるでしょう。

スパイスはクロガラシやカレーリーフが中心に使われ、さらっとしていて汁気が多く、辛みの強い料理が好まれます。またベジタリアンが多く、野菜や豆を使った料理が発展しましたが、魚を使った料理も多数あります。

東インドのベンガル料理

大きな河川が多い東インドでは魚料理が発達しました。東部ベンガル地方とバングラデシュで食べられている料理は総称して「ベンガル料理」と呼ばれています。スパイスはパンチポロンという配合スパイスが多く使われます。

西インドのゴア料理

西インドのゴア州の料理は、かつてゴア州を植民地としていたポルトガルの影響を強く受けており、インドでは珍しく豚肉や魚を使った煮込み料理が多くみられます。主食は米と小麦粉の両方です。ピーナッツオイルやマスタードオイルが多く用いられます。

上記で紹介した様に、大きく分けると4つですが、一つ一つの地域が広大な為、そこからさらに様々な食文化へとわかれています。

●牛は神聖/豚は不浄

国民の半分を占めるヒンドゥー教では、神様の使いとされる牛は神聖な動物をさす為、食べることができません。また、イスラム教では豚は不浄の動物とされており、食べる事を禁止されています。食べられている肉と言えば、鶏か羊です。

私の夫はヒンドゥー教徒でしたが豚は食べませんでした。「豚は食べてもいいんじゃないの?」と聞いたところ「豚はいつも食べ物をくんくん探してるからイメージよくないでしょ」との答えでした。確かにこの国ではそこら中で豚が食べ物を探しています。

一応「日本の豚は道端歩いて食べ物を探さないから大丈夫だよ」と伝えましたが、やはり食べませんでした。こんな風にインドでは宗教上や他の理由で肉を口にしない人(ベジタリアン)が多く、豆類や野菜を多く使った料理が発展しています。

地域によってもそれぞれ

宗教によってはニンニクやタマネギを使用禁止としている宗教があるところや、完全に菜食主義など地域や民族によっても異なる為、インドの食文化を一言で説明するのは難しいのです。

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おすすめの食べ物5選


さていよいよ、インドに来たらぜひ食べて頂きたいおすすめ料理を5つご紹介します。日本にもインドレストランがたくさんあるので、すでにおなじみの料理もあります。ですが、せっかくこの国に来たからには本場の味をお楽しみあれ!

インドと言えばやっぱりこれ!タンドリーチキン

【タンドリーチキン】

鶏肉をニンニク、ショウガ、マサラ、パプリカパウダー、クミンパウダーなどのスパイス(入れるスパイスは作り手によって多少変わります)を混ぜたヨーグルトに半日ほど漬け込み、タンドゥールで焼いたもの。こちらはインド料理の定番です。

日本でもインターナショナルなお祭りの屋台で売られています。タンドリーチキンは北インドの料理で、もともとは宮廷料理でした。外はパリッとしていて中はジューシーです。

タンドリーチキンと呼ばれるものは骨付きですが、骨なしのものがチキンティッカという名の別料理があります。

インド人の主食?日本でもお馴染みのナン

【ナン】

こちらもタンドリーチキンと同じくタンドゥールで焼く料理です。日本のインドレストランでもお馴染みなので食べたことがある方も多いのはないでしょうか?

ナンは小麦粉、砂糖、塩、ドライイーストと水で作られた生地を発酵させ、タンドゥールの内壁に貼り付けて焼いたインドのパンです。これもまた北インドの宮廷料理でした。

チーズ味やガーリック味、他にもいろいろなバリエーションがあります。プレーンももちろんおいしいですが、私のおすすめはチーズナンです。

日本でもよく知られているので、インド人の主食はナンと思うかもしれません。ですが、ナンは主食ではありません。一般家庭にタンドゥールがあることは少なく、精製された小麦粉も高価というのが理由の様です。ナンはレストランやテイクアウトなどで食べられます。

ではこの国の主食はなんでしょうか?北インドではチャパティという全粒粉からできたパンを食べます。ナンに比べると薄くて丸い形で、素朴な味です。南インドでは主食としてライスが食べられています。

インド人にも人気軽食サモサ

【サモサ】

サモサはインドの軽食です。小麦粉で作った生地に、ジャガイモ、タマネギ、グリーンピースやひき肉をスパイスで味付けして混ぜたものを入れ、三角形に包み、油でサクッとあげた食べ物です。

作る人によってちょっと辛かったりしますが、ジャガイモ大好きな私はこのサモサが大好きです。

パニールは豆腐?それともチーズ?

【パニールが入ったカレー】

これをはじめて食べたときの私の第一印象は「ん?豆腐?」でした。ですがパニールは、水牛の乳や牛乳から作られたカッテージチーズを押し固めたものです。そのもの自体にはほとんど味がついてなく、素朴な優しい味です。

インドではいろいろな料理に使われています。その他パキスタンやイラン、アフガニスタンでも食べられています。

ほっとしたい時はこれ!家庭料理キール

お砂糖とスパイスのカルダモンを入れ、お米を甘く煮たミルク粥で、インドの家庭でよく作られるデザートです。これが本当においしいんです。カシューナッツやレーズンなどが入っていて、やさしい甘さです。温かくても、冷やしてもおいしいですよ。

私が初めてこれを食べたのはインドのお義母さんが作ってくれたときでしたが、食べた時とてもほっとしたのを覚えています。毎日この国の料理ばかり食べていると、ちょっと胃にやさしい物が食べたくなります。そんな時にはキールを食べるのがおすすめです。

豆知識:インド料理を食べたら食後のお口直しにこちら

【スウィートフェンネル】

インド料理やさんではスウィートフェンネルといってフェンネルシードを砂糖でコーティングしたものやムクワスと呼ばれるものが、お会計の場所に置いてあったり、食後に出されたりします。マウスフレッシュとして利用されている様です。

結構味が強烈なので私は少し苦手ですが、一度試してみるのもありですよ!意外と癖になるかも……。

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日本とは違う!食事のマナー

基本は右手で

インドでは食事の際にフォークやスプーンではなく、手を使って食べるのが習慣です。左手は
ジューターといって用足しの後に使用するため、不浄とされています。その為、食事は右手を使います

ちょっとややこしいのが、左手は不浄の手のため食事中は一切使わないのかなと思いきや、大皿から自分のお皿に食べ物を取り分けたりする際は左手で行うのがマナーです。

この国では「食べ残し、食べかけ」は不浄とされており、日本では当たり前に行われている「ちょっと味見してみる?」「味見させて」というようなことはしません。日本の鍋のようにみんなで同じ鍋から食べ物を食べることもしません。

物を食べている途中に右手で大皿にある食べ物を取る事は、食べかけの手で触るということになり、大皿にのっている食べ物を汚してしまうことになるのです。また、右手を使う際は指先を使います。なので右手全部が食べ物で汚れているのはマナー違反となってしまいます。

この動画を見ると料理の食べ方がわかります↓↓↓

回し飲みはNG?

基本時には飲物の回し飲みもNGですが、口をつけなければ大丈夫な様です。ペットボトルの飲み物に口をつけず上手に飲み、他の人と飲物を共有することはあります。失敗するとむせたりこぼしたりしそうですが、それは上手に飲みます。

日本ではマナー違反?でもインドではオッケー!

日本では肘をついて食べるのはあまりお行儀が良くないとされていますが、インドでは肘をついて食べるのが普通です。

このように、日本の食事のマナーとはかなり異なります。ですので現地の食べ方で食べてみるのもいいかもしれません。

これを見ればインド料理のレシピがわかります!↓↓↓

注意すべきこととは?

海外あるある?水にはご注意を!

「海外では水道水は飲むな」という注意事項は結構浸透していますが、インドの場合も水にはご注意下さい。普段私たち日本人が飲んでいる水は軟水ですが、この国の水は基本的に硬水です。普段硬水を飲まない私たち日本人が硬水を飲み続けると下痢になる事があります。

ここではミネラルウォーターを買って飲むのが一番安全です。一度使ったペットボトルに水道水を入れて売っているようなところもある為、蓋の開封状態は必ず確認して下さい。レストランで出される水も水道水の場合があります。

浄水器を使っていてもお腹の弱い人は壊してしまう場合があるので、やはりミネラルウォーターを購入するのが無難です。

現地の水は?

私はインドに行く前に友人から歯磨きもミネラルウオーターで磨いていたという話を聞いて、念の為そうしていました。一度目に行ったときは大丈夫でしたが、二度目に行ったときは油断したせいか、お腹を壊しました。

おそらくレストランで出されたサラダ(水道水で洗われたであろう生野菜)が原因かなと思いますが、ただお腹を下すという生やさしいものではなく、ものすごい胃痛に気持ち悪さが加わった症状があり病院にいく羽目となりました。

ちなみに病院は「本当にここ大丈夫なの?」というくらい薄暗く雑然とした感じでした。ですので、皆さん楽しく快適な旅にするため、くれぐれもお水にはご注意下さいね。

お酒は飲めるの?

お酒はダメ人間が飲むもの?

日本では食事と一緒にお酒を飲む方も少なくありません。ですが、ヒンドゥー教やイスラム教ではお酒を飲むことはあまりいい事とはされていないのです。

その辺の事情をインド人である元夫に聞いたところ「お酒を飲むと酔っぱらって我を失ったり、喧嘩をしたりするので、この国ではお酒を飲む人はダメ人間という扱いになる」との事でした。元夫はケーキにちょこっとラム酒が入っているものでも口にしませんでした。

ただし飲酒に関する法律は州ごとに違います。インドにいる日本人はこの国での法律が適用されるため注意が必要です。

日本や欧米などに比べると飲酒に関して厳しいインドですが、飲めないわけではありません。ですが、お酒の販売ができる店、提供できるレストランはライセンスが必要であり、そんなに数は多くありません。

お酒禁止の日【ドライデー】

購入したお酒は公の場で見せる事が禁じられています。購入したらすぐにカバンの中に入れ、もちろん公の場では飲めません。また、祝日や選挙など特別な日はドライデーといって、お酒の販売、提供が禁止になる日があります。

近年は世界中の文化がインドにも入ってきている影響もあり、飲酒に対する考え方や環境も少しずつ変わってきてはいる様です。

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まとめ

今回はインドに来たらぜひ食べてほしい料理5選を紹介いたしました。↓↓↓

  • タンドリーチキン
  • ナン
  • サモサ
  • パニール
  • キール

インド料理の特徴はいろいろなスパイスが使われていますが、スパイスは体にいろいろな効能をもたらします。この国は食文化が本当に幅広く、まだまだ紹介しきれないほどの料理がたくさんあります。インドに行ったらぜひいろいろ試してみてくださいね!

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