今、年々有名になっているフィリピンの短期留学。
「フィリピン留学って実際には費用はいくらなの?」
「社会人留学にフィリピン留学って向いているの?メリットやデメリットは?」
この記事では上記のような悩みを持っている人のために、6週間のフィリピン短期留学を実際に体験した私の実体験からお答えします。
実際経験した私が一言で表すとするならば、ずばり、“融通の利く”留学です。
それは、コスパ面だったり期間面だったり英語の成長率だったり。
自分の選び次第でいろいろと調節することができるんです。
あなたにとって、フィリピン短期留学が合うかどうかの決断材料になるので、ぜひ最後まで読んで下さい。
フィリピン短期留学の費用は、圧倒的に安い・コスパが良い
フィリピンが人気になってきている大きな理由はやはり安いことですね!
実際数ある語学学校の中で多少の差はあると思うので、今回は私が行った学校を中心にお話しますね。
私が行った学校の留学費用はずばり、、30万2千円!下記の表にて詳しくご説明します。
学校名 | GENIUS ENGLISH 【学校のホームページ】 |
---|---|
期間 | 6週間(一日8コマコース) |
費用の(¥302,000消費税等込み)内訳 | 入学金 : ¥15,000(ほとんどの語学学校が同じ入学金です) 基本料金:¥250,000 (これには、授業費と食費が含まれていますが、二つ合わせての基本料となります。また、たいていの学校が3食の食費込みのようです。) 海外送金手数料:¥2,000 ※このお金は、先払いで銀行振り込みします。 |
教科書代 | 私の場合、¥8,000程度(※人によって大きく差があり) |
電気代 | 私の場合、¥12,000程度(※電気代というのは、部屋の冷蔵庫とエアコンが主です。3人部屋だと3人でシェア、2人部屋だと2人でシェア。節約したい場合は、ルームメイトと話し合います。) |
その他(マッサージや外食等の娯楽) | ¥5,000~15,000(週によってずいぶん違いました。例えば、学校が企画してくれた観光地ツアーに参加すると、それだけで5,6千円。友達と映画を見に行ったりレストランに行ったりするとそれだけの交通費やお買い物代がかかります。) |
航空券 (航空会社:セブパシフィック航空) | 往復:¥64,410(航空券代金¥59,610+預け荷物¥:4,800) |
6週間で使ったお金の総額 | 約¥410,000 |
この通りが、私の6週間の留学費用です。ただ、上記にも書いたように、一日に取る授業数や、ルームシェア、いくら娯楽にお金を使うか、など人によって大きく差が出ます。
例えば、ある私の友達は、暑いのがとにかく嫌いでエアコンは常にガンガンにしていたのでひと月の電気代が1万5千円くらいしていました(さすがにびっくりしてました笑)。また、他の友達は、1か月しか滞在しないから教科書を買わずに先生に教科書のコピーを作ってもらうという人もいました。
その辺は、自分のお財布と相談して決めることができます。
また、私の6週間の留学コースは、一日8コマ(1コマ50分クラス)で、6コマがフィリピン講師のマンツーマン、2コマがネイティブ講師のグループクラス、部屋は3人でシェアしていました。授業は一日8コマと6コマから選ぶことができます。一日6コマにしてその分費用を少し抑え、自習室でその分勉強する友だちもたくさんいました!
講師 | 6コマ: フィリピン人(非ネイティブ) 2コマ: ネイティブ講師のグループクラス(ネイティブ講師は学校に3人。オーストラリア人とカナダ人とアメリカ人でした。) |
---|---|
スタイル | マンツーマンとグループレッスン |
1日の授業数(1コマ50分) | 8コマ(私の一日の時間割☟) ※時間割や担当の先生は自由にいつでも変えることができます。この先生とは合わないなとは、文法の授業を入れてほしいなとかあれば、日本人スタッフにお願いして、次の日から変えられます! |
生徒の国籍 | 日本・台湾・サウジアラビア・中国・タイ・ベトナム・ブラジル・ロシア・モンゴルなどなど |
年代 | アジア国からはわりと若めが多い(20代前半)、その他は30代全般 |
上記が、学校の詳細です。いかがですか?安いと言われる割には結構充実していると思いませんか?
ちなみに、この学校には、一般コースからビジネスコースやTOEICコース、IELTSコースなど様々なコースがあります。そのコースにによって金額は変わってきますし、一日6コマか8コマ、2人部屋か3人部屋などによっても金額は変わってきますので、詳しく知りたいという方は、ホームページを見てみてください。日本語で詳しく説明されているのでわかりやすいかと思います。【☛ジーニアスイングリッシュ料金表】
ちなみに、目安としては1ヵ月28万~32万、2か月35万~40万くらいかと思います。どちらにせよ、欧米や豪州などに比べたら圧倒的に安いですし、自分の目的によってアレンジできるのは嬉しいことですね!
フィリピン短期留学体験者が感じた、本音のメリット・デメリット
私が感じたメリットとデメリットを嘘なし正直にお話します😲
フィリピン短期留学のメリット
短期的に集中して英語に取り込める。
やはり、一番のメリットは短期集中型ということです。フィリピン留学の大きなポイントはマンツーマンが多いこと。始めこそ、毎クラスごとに何話せばいいんだろう、ドキドキ、、ってなっていましたが、だからこそ細かいことでもなんでも質問ができ有意義に授業を受けることができます。
また、新しい単語や文法を習ったときに、その習ったことを次の授業ですぐ使ってみたり友達との会話の中で実践できたりします。なのでインプットとアウトプットが短い期間の中ででき、より身に付きやすい印象がありました。
友達ができやすい
これはフィリピンと言わず語学学校の特徴かもしれませんが、他国の友達はすぐに作ることができます。みんなが英語初心者というのは、やっぱり話しやすい一つの特徴ですね。話すスピードもゆっくりだし難しい単語もあまり使わないので、緊張せずにリラックスして話せます。
また、フィリピン留学は毎週人の入れ替わりがあります。月曜日にWelcome partyみたいなのがあって、金曜日にGood bye partyがあります。なので、毎週みんなとご飯を食べに行く機会があったので、「あ、みんなの輪に入り損ねちゃったな,,,」とか「この人とはあまり合わないな」と思っても、そこまで心配しなくてもぜんぜん大丈夫です◎
しっかり楽しめる
平日は勉強漬けで大変なように思われますが、意外と遊べる場所もたくさんあります。例えば私の行ったところは敷地内にプールがありましたし、周りにはいろんなレストランやマッサージ店がたくさんありました。マニラやセブ(日本でいう東京大阪みたいなおっきい町)だと大きなショッピングモールもあります。
また、学校がツアーを組んで、有名な観光地に連れて行ってくれることもよくあります。一年中常夏で、日もそこそこ長いので学校が終わった後も長い時間楽しめることができます。私の友達は、ホリデーを使ってダイビングライセンスの資格を取ってましたし、私は、マッサージが激安ではまってしまい週2くらいで通っていました。(^^;💰

↑↑↑ちなみにこれは、私がいた学校の毎日のアクティビティ。みんなと交流できる機会が何かしらあってとっても楽しかったですよ(^^♪

↑↑↑これは、サウジアラビアの友達におススメしてもらったご飯です。お米はタイ米に近く、お肉はスパイスの利いた照り焼きみたいな感じ。ほかにもたくさん食べましたがどれもおいしかったし、なによりも楽しかったです(^^♪

↑↑↑日本食屋のレストランで食べたラーメン♪学校の周りに4件くらいあった日本食屋の中でここは断トツでした!!本当に美味しかった!!!
デメリット
一日中マンツーマンはすごく疲れる
先ほど、メリットの一つとしてマンツーマンが多いことをあげましたが、一日の授業数はよく考えるべし!と思いました。朝の9時ごろから夕方の5時まで8コマ中6コマがマンツーマンとなると単純に疲れます。
途中で授業数を変えることはできたのですが、私は自分で勉強ができないタイプだったので意地でも授業に通いましたが、昼休憩は毎日お昼寝してたし、一日が終わったときは毎日くたくたでした。(^^;
あくまで初心者におススメ!
これから、英語を始めていきたい人や集中的に勉強したい人にはとてもおススメなフィリピン留学ですが、例えば日本で、すでに英会話を長い間していて、もっとレベルアップしたいから行くという理由であればあまり効果が感じられない気がします。
というのも、フィリピン講師は皆さんネイティブ並みに英語を話しますが、ネイティブではありませんね。もちろん私たち初心者には十分すぎるくらい十分なのですが、もし日頃からネイティブの方とオンラインとかで会話をしているのであれば、少し物足りなさを感じるかもしれません。
【要注意!!】社会人なら絶対に事前に確認!!学校選びはすごく重要
私は、運よくすごく良い学校を選ぶことができましたが、学校選びは要注意だなとすごく思いました。
というのも、私の学校があった敷地内にもう一つ他の学校があったのですが、そこは本当に日本人と韓国人のみでした。しかも、みんな大学生くらいの年代。
せっかく海外にまで来るのであれば、いろんな人と幅広く関わりたいなと思うだろうし、特に社会人であれば若者だけの集まりに入っていくことに若干抵抗を感じる方も多いかと思います。
たぶんどの学校も日本人割合は一番多くその中でも大学生は多いと思いますが、例えば私がいたときは、日本人、台湾人、サウジアラビア人、ブラジル人、ロシア人、スペイン人、中国人などなどほんとうにいろいろな国の方がいて、年代10代から60代と結構ばらばらでした。60代のスペインから来たご夫婦がいたり、家族連れがいたり、30代の日本人のからも結構いたりで、いろんな人とお話ができたのはすごく楽しかったです。
その学校のホームページを見て、コンセプトやどんな生徒が多いかなどはしっかりチェックした方が良さそうです。
フィリピン短期留学の効果と成長
結論から言ってしまうと、、!(^^)!
短期留学で得られる一番大きなことは、“英語に慣れること”だと感じました。
私が6週間終えたときに思ったことは率直に、「よし、これからだ!」ということ。
多少、日本で英語の勉強をしていたり(特に独学)、自分では英語に触れているつもりでも、やはり最初は戸惑うものです。そして、言語を習得するというのは思っていた以上に難しいことです。短期間でペラペラににはなれません(´;ω;`)ただ、短期の留学を通して、一番成長を感じられるであろうことは、英語自体に対する抵抗がなくなることです。
私も実際6週間の留学で、だいぶ英語に対する抵抗がなくなりました。抵抗がなくなるというのは、友達と話すときに恥ずかしがらず自分の意見を言えたり、英語で間違えることに対する恐怖心がなくなったり、英語の文字を見たり読んだり、洋画を英語字幕で見たりなどなど、、、
ただ、この抵抗がなくなるというのはとても大きなワンステップだと私は思います。日本に帰ったときに自分で勉強するモチベーションにもつながるし、英語を話せることの楽しさも知ることができるし。これは実際に行かないと得られないものです。そこを身に着けることができると、その後の英語学習に対する自分の意欲が圧倒的に変わってくるはずです。
私は3週間目くらいから、自分の成長を感じ始めました。習った単語を友達との会話で使えたり、新しいイディオムを使えたり、純粋にすごく楽しかったです。
帰るころには、本当に親しくなった友達も何人かいて、夜ずーっと話していたり、一緒に買い物に行ったり、授業の中では先生の言ってることが始めと比べると理解できるようになったり、、。
ほんの少しの成果ですが、来る前と比べると英語力は伸びたように感じたし何しろ気持ちの面も大きく成長したような変化したような気がしました。
フィリピン短期留学の費用と社会人留学の絶対要確認の注意点まとめ
何度もいいましたが、フィリピン留学は英語を始める人のスタート地点としてとってもよい機会だと思います。
また、期間が1週間や2週間から選べるのも社会人の方にとってありがたいのではないでしょうか。2週間だけや3週間だけでも行ってみる価値はありです。
また、学生よりもお金が自由に使える社会人の方にとって、英語学習+旅行といった、プラスαの要素も十分に楽しめます。国自体が有名な観光地ですし、特に学校がある周りにはいろいろなアクティビティが揃っています。
あまりシリアスに考えすぎずに気軽に語学学校を試してみたいなという方にとってすごく最適な場所です。
今、どこから始めようかな、なかなか自分の成長が感じられないなと感じているあなた!必ず、自分の成長を感じることができると思います!!ぜひ、チャレンジしてみてください(^^♪