英語聞き流しは効果アリ?初心者に絶対おすすめしたい学習法3選!


英語の聞き流しをしたことありますか?
「聞き流すだけで効果がある!」「英語がスラスラ口から出てくる!」って言いますよね。

それがホントならやってみたいけどイマイチ信用する気にならない…。興味はあるけどそんなおいしい話ホントにあるの…?

昨今は色々な英語教材が世に出ています。
あれこれ試して自分に合った学習方法を探すのも楽しいですが、それってお金はかかるし、時間はかかるし、気づけば何の効果もなく、あれこれ教材を渡り歩き、無駄に時間が過ぎていている。

レッスン料やアプリ課金を払っているけど、全然に身についてないってことになりかねません。

あらら~!三日坊主や飽き性の方はよくありがちなのでは…?耳が痛い話かもしれませんね。笑
かくいう私も、どうしても、あちこち目移りする気持ちもわかります。隣の芝生は青く見える気持ちもわかります。

そして…
「英語?聞き流し学習ってやつやってるよ! …効果?いや~リスニングもスピーキングも全くできないんですけどね…。」なんて恐ろしい事がおこってしまう。汗

効果的な勉強方法で悩んでいる英語初心者のあなたへ!せっかく学習するなら、遠回りせずに最短で英語も発音も身につけたいですよね。

まずはすぐに出来る「聞き流し」について、効果的な学習法をもうすこし掘り下げて見て行きましょう。

英語の聞き流しと聞き取りの違い

英語を学習するうえでとても重要な「聞き流し」ですが、「聞き取り」との違いってわかりますか?

「えっ?そんなこと考えたこともない。 聞き流しと聞き取りって違うの?」と思ったあなた!
英語上達のチャンスですよ♬

聞き流しの意味は「聞いても心にとめないでおく」です。
バックに流れているけど、それを聞こうとしてる訳ではなく、何か他の事をしているって感じでしょうか。まぁ言ってみればBGMですよね。

リラックス効果が高い水の流れる音やクラシック音楽などは、心地よく耳に入ってきそうです。
ですが、英語初心者のあなたにとってその英語のBGMは…、残念ながら学習にならないただの雑音です。
(音声と言語としての認知についての科学的根拠についてはこちらの記事を参照してみてください。)

「聞き流し」をいきなりぶった斬ってしまってますか?笑

いえいえ、とても重要な要素なんですよ。聞き流すことによって耳が英語に慣れていきます。
日本語以外の言葉をほとんど使わない外国語アレルギーの私達日本人にとって、英語のシャワーを浴びることは、取っつきにくさを払拭してくれます。聞き流しは英語学習にとって大きなプラスになります。

よし♪じゃあ今日から聞き流しをしようと思ったあなた!ちょっと待ってください!
初心者がいきなり聞き流しをして果たして効果があるのか…。

無意味とは言いませんが、英語上達の道をかなり遠回りしてしまいます。涙

それは何故か…、後ほどご説明いたしますね。

そして、聞き取りの意味を確認してみると、「聞いて理解すること」です。
耳で英語をキャッチして、その音をただの雑音ではなく英語として認識し、その意味を理解しているか頭の中で日本語に変換処理するのが聞き取りです。

音としてただ流れているだけなのか。英語として頭の中で日本語に変換処理しようとしているのか。

このように整理して考えてみると、聞き流しと聞き取りが全く違うという事がわかりますよね。

英語初心者が陥る3つの失敗

まず最初に、聞き流しについてお話する前ですが、英語初心者が陥りやすい失敗をお伝えしておきますね。

1・勉強した気でいる。
例えば英会話教室に週1回1時間のレッスンを受けたとしましょう。ネイティブの講師とお話できて気分はウキウキですが、それって月に4時間しか英語に触れていないんですよね。

それなら毎日20分トライしてはいかがでしょうか。月に10時間勉強したことになりますね。一年後には72時間の開きが出来ています。
英会話スクールに行くことが目的なら良いですが、英語を習得するにはこの学習時間では厳しい道のりです。

2・丸暗記している。
ただひたすら根性で内容を理解せずに丸暗記しても、頭に入っていないです。

人は理解できないものは覚えられないですし、覚えたとしてもすぐに忘れます。これは努力しているのですが、効果が持続しない悲しい学習方法となります。
なぜその答えになるのか自分なりに理解できると、覚えやすくなり、忘れにくいです。

3・教材のレベルが合っていない。
一口に英語と言っても、初級~上級までレベルがあります。特にネイティブ発音になると全く聞こえず理解できません。

勉強して、「聞き取れた!聞き流せた!成長した!」という実感がないと本当に楽しくないですよね。次第にヤル気がなくなってフェードアウト…、なんてことにならないように。

簡単すぎず、難しすぎず、ちょっと努力が必要だ!という内容で楽しく継続していくと、自然とレベルアップが期待できますね。

英語の発音が分からない時点で聞き流しは効果ナシ?その理由とは


では、英語についてみなさんがよく抱く印象ですが、とても早く聞こえませんか?早口言葉みたいで何言っていてるかホントに分かんない、聞き取りなんて無理だわって感想です。

ここでは単語の発音について、日本人が思う英語とネイティブの方が話す英語は音に違いがあることをご説明します。ネイティブ英語は私達が習ったスペルとは違う音を言っているってご存じですか?

具体的な例として、ビートルズの「I want to hold your hand.(君の手を握りたい 抱きしめたい)」という曲があります。
学校では、「want to」は「ウォント・トゥー」と習ったのではないでしょうか。ですがこの言葉は一般的に「ウォント・トゥー」ではなく「ワナ」と発音されることがよくあります。

罠?わな?ワナ?わなわなと手が震えてきそう…。

そうです。
最初からウォント・トゥーとは言っておらず、私達はウォント・トゥーと習ったのでそう思っているだけですが、音が違っているのです。

このように、英語はスペル音(日本のカタカナ読み)とはまったく違う発音に変わってしまう単語があります。音の省略や単語の繋がりによる変化があり、それを知らなければ聞き取ることができません。

だから、英語をスムーズに身につけるには、最初の段階で自分が思っている音と実際の発音の違いを知っておくことが必須なのです。(参考:英語の音声変化について)

その他にも「not at all(全く~ない)」という言葉がありますが、「ノット・アット・オール」と読んで認識していますね。

ですが、実際のネイティブの英語では「ノラロー」なんです。
これって早口言葉のレベルではなくもう詐欺じゃないですか!汗

もちろん国や地域、訛りによっても多少変わってきますが「ノット・アット・オール」が「ノラロー」だなんて…。

その言葉を知っていて意味が理解できて、初めて英単語として繋がってくるのに、こんなに発音が違うなんて意味の紐づけはおろか、もはや別物と思ってしまいます。

なので、スペルの音と発音の違いを知らない時点では、英語が日本語の意味に繋がることはありません。
学習の最初から「聞き流す」だけでは効果が薄いという悲しい現実です。

英語聞き流しに効果的な順番3つの学習法

最初から聞き流すことに効果が薄い理由はわかりました。ではどうすればよいのでしょうか?
学習に重要な3つの順番を見ていきます。

1・徹底的に聞き取り静聴し、実際の発音と日本で習うスペルのカタカナ読みとの違いを理解します。

まずは教材の単語の発音を調べ、フレーズや流れるリズムを音として聞き取りします。カタカナでも良いので書き写すのがより効果的です。

学校で習った単語のスペル音(日本のカタカナ読み)が、実際には省略されていたり、前後で続くと合体して、自分が思っている音ではなく英語特有の全く違う発音に変化していることがよくあります。それを理解しましょう。

人間は自分で話せない、発音できない言葉は聞いても認識できません。それなら、最初の段階で単語にフリガナなどを記入し、集中してリスニングしてまずは音を聞き取るのです。

前述した「not at all」は、「ノット・アット・オール」が「ノラロー」と認識していると、途端に「not at all=ノラロー」に聞こえてきますよ。

2・聞き取る単語の意味を理解し、声に出してシャドーイングする。

英語を聞きながら、同時に音を真似して発音する英語学習をシャドーイングと言います。スピーキングとリスニングを同時に鍛えられる勉強法として、最も注目されている英語学習です。

音を聞き取れたとしても、その単語の意味が分からなければ日本語に訳すことができません。意味が分かる単語を増やすには覚えるしかありませんね。

単語ひとつひとつを確実に一回で忘れないようじっくり時間をかけて覚える…というよりは、シャドーイングを何度も繰り返すのが効果的です。ここは質とともに量、回数を重視です。
(シャドーイングについての詳しい記事はこちら:科学的根拠に基づいた驚愕の効果を持つシャドーイング)

自分が思っている音と実際の発音が異なる箇所は、最初は違和感を感じるでしょう。しかしフリガナ通りに声に出して発音すると、とてもかっこいいネイティブ英語になっていてワクワクしてきますよ。

3・毎日繰り返し英語に触れ聞き流す。

ここからは聞き流しても大丈夫です。音の変化も知っていて、意味も分かって、自分でも発音できる。
となるとBGM的に流れていても耳がしっかりキャッチして入ってきます。全ての音が知っている英単語やフレーズばかりですからね。

例えて言うなら、ショッピングモールで何気なく買い物をしてる時に、落とし物の館内放送で自分の名前が呼ばれた時でしょうか?お知らせが流れているだけなのに「えっ?今、私の名前が呼ばれたわ!」といきなり耳に入ってくる?みたいな。笑

こうして、完全に認識できる単語やフレーズを増やしていき、教材だけでなく、YouTubeやアプリ、海外映画や音楽など少しづつ挑戦していきましょう。

カタカナでフリガナを書いてリスニング・シャドーイングの練習↓↓↓

まとめ

今回は英語の聞き流しについてと効果的な学習法3つの順番をご紹介しましたが、ご理解いただけたでしょうか。

内容をまとめてみますと、

〇最初から「聞き流す」だけでは効果がなく、「聞き取り」との違いを理解する。
BGMのようにバックに流れているだけで心にとめない状態が「聞き流し」で、聞いて理解することが「聞き取り」です。
同じ「聞く」でも中身が違うので、勉強しても結果は当然変わってきます。

〇英語が早口で聞き取れない時点での聞き流しは、効果は薄いです。
学校などで習う発音は英語のスペルをカタカナ読みしていますが、ネイティブの方が話している英語は、省略している音や、単語の繋がりによる変化があります。
私達が頭の中で思っている単語と、全く違う音に変わっていることを知らなければ聞き取れません。

〇効果的な学習方法の3つの順番とは。
1・徹底的に聞き取とる。
ネイティブ英語の発音と、自分が思っているスペルのカタカナ読みに違いがあることを理解しながら静聴します。

2・シャドーイングして声に出す。
音を聞き取り意味を理解しながら、スピーキングとリスニングを同時に鍛えます。

3・毎日繰り返し英語に触れ聞き流す。
音の変化を知り、意味も分かり、発音できる英語と、できるだけ多く触れる時間を増やします。

〇初心者が陥りがちな失敗の英語学習法。
1・勉強した気でいる。
習得するには学習の質も量も足りていないのに、ウキウキした感情だけで満足している。

2・丸暗記している。
ただ覚えたものは頭に入りにくく、すぐに忘れてしまいがちです。自分の頭でしっかり理解しましょう。

3・教材が合っていない。
初心者から上級者まで色々レベルがある中で、自分にとって難しすぎず、簡単すぎない教材を選びましょう。

簡単に取り組むことができる英語の聞き流し。ですがただ聞き流すだけでは効果は期待できません。
この記事を読んでいただいた皆さんなら、ネイティブ英語はなぜ聞き取れないのか理由もご理解いただけたと思います。

「聞き流し」と「聞き取り」の学ぶ順番に気を付けてください。
色々な教材がある中で自分のレベルに合った内容での学習を継続し、是非、楽しく効果的に英語を身につけていきましょう。

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