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海外就職の推薦人は英語で何と言う?探す方法・フォーマットを伝授!

この記事を読んでいるあなたは、海外の就職や外資系の転職にあたり、こんな悩みをお持ちでしょう。

ゆうき
海外就職応募に推薦人が必要って書いてあるんだけど、そもそも推薦人って何かしら?
えいごろう
外資系の転職に推薦人が必須って書いてあるんだけど、推薦人って誰に頼めばいいんだろう?

日本では推薦状はあまり馴染みがないので、推薦人を誰に依頼したらいいのか分からないと思います。

しかし、北米や欧州では推薦人はレジュメやカバーレターと同様に必須とされています。職種によっては推薦人は2−3人必要な場合もあります。

今回は推薦人英語海外就職、転職に特化した推薦人の探し方やお願いする方法、そしてあなたが推薦人を英語の履歴書に書くときのフォーマットも合わせて解説します。どうか最後までお付き合いくださいね。

この記事でわかること|タップで飛べる目次

推薦人とは英語で何という?

就職、転職の推薦人の英語はReference(リフェレンス)と言います。Reference(リフェレンス)はあなたの就職や転職に大きな影響を与えます。

たいてい推薦人になる人の多くはあなたの元上司同僚学校の教授です。この後の章でもっと詳しく深堀りしてゆきます。

推薦人の意味と必要性

推薦人は履歴書では分かりにくい、あなたの性格や人柄や仕事ぶりを紹介するためのものです。

通常は面接の後に、採用側が直接推薦人に電話やメールで連絡を取り、あなたがどのような人であるか素行や仕事ぶり、性格や人柄などを10-15分ほどインタビューします。

採用側は推薦人とのインタビューで推薦人が現地の人である場合、あなたの語学力やコミニュケーションレベルは問題ないと判断されます。

推薦人に有名人、名の知られた会社が出てくる場合は採用される確率が上がります。

推薦人の探し方4つのケース


推薦人の探し方を4つのケースに分けて、説明していきます。

①学校卒業見込み、卒業したばかりのあなた

学校のゼミの教授や、担任の先生、専任の講師などにお願いしてみましょう。学校の成績はもちろん、あなたの性格もよく知っているのでオススメです。

中学校、高校などの恩師なども推薦人には適格です。思い切って連絡をとってみましょう。

②転職、海外就職の予定のあなた

現在働いている職場の上司や同僚などにお願いしてみましょう。上司、同僚などは日頃からあなたと一緒に働いているので、あなたのことを理解し、働きぶりを知っているのでおすすめです。

③すでに海外に移住しているが、推薦人が見つからないあなた

もし、地域のボランティア活動などに参加されている場合は活動のリーダーにお願いしてみましょう。あなたの働きぶりを身近で知っているので、快く引き受けてくれることでしょう。

それでも、推薦人が見つからない場合、あなたの住んでいるアパートや貸家の家主さんに頼んでみましょう。日本ではあまりこういったケースはあまり聞いたことがないと思いますが、海外ではこういったことはあります。

私自身、カナダに来たばかりのときは知り合いがいなかったので、家主さんに推薦人をお願いしてもらいました。その甲斐あって、仕事の採用となりました。

④推薦人は日本人でも大丈夫?

推薦人が日本人の場合は英語が話せれば問題はありません。英語が話せない場合でも、メールでのやり取りなら可能であることをあらかじめ、採用側に伝えておきましょう。

推薦人が日本在住で英語が話せない場合、推薦状を日本語で書いてもらい、推薦状の最後に推薦者の署名を入れてもらいます。英語に翻訳した文書と原書と一緒に採用側に送るようにしましょう。

英語が話せない場合でも、メールでのやり取りなら可能であることをあらかじめ、採用側に伝えておきましょう。

◆ She/He is available to communicate in English by email. 

というフレーズが使えます。

まとめ

推薦人をお願いする場合

◆学校の担任の先生、講師、大学の教授、中学校、高等学校の恩師に頼む。

◆現在働いている職場の上司や同僚、アルバイトやパートタイム先でも問題なし。

◆頼む人がいない場合は、ボランティア活動のリーダーや友人、アパートや貸家の家主でも問題なし。

 

◆推薦人が日本人の場合、英語が話せれば問題なし。

 

◆推薦人が日本人で英語が話せなくても、推薦状を日本語で書いてもらい、翻訳した文書とともに提出する。

 

推薦人のお願いのコツ2つ

推薦人をお願いする際は、必ず連絡を取り本人から許可を取りましょう。許可なしに連絡先を使うことはマナー違反です。

コツ①メールでお願いする。

メールで海外就職、転職をすることを伝え、その際に推薦人が必要なことを伝えましょう。もし了解してれたなら、連絡先を確認します。

メールアドレス、連絡先は書き間違いのないように気を付けましょう。

英語で聞くときのフレーズです。敬語を使って失礼のないように聞いているのがポイントです。

Hi Andy,(上司の名前)

I’d like to apply for a job for an ABC company. I’m wondering if it’s okay to use your name as my reference. Please let me know. I’m looking forward to hearing from you.

Regards,

アンディさん

ABC社の仕事に応募しようと思っています。あなたの名前を私の推薦人として使っても構わないでしょうか?どうぞお知らせください。あなたからのお返事をお待ちしております。

敬具

その際に、採用側から推薦人のもとに連絡が来る旨を必ず伝えましょう。

コツ②電話で直接連絡を取りお願いをする

仕事中であっても、電話で直接お願いするのは失礼になりません。直接お話をしてお願いしてみましょう。

“Will you be a reference for me, please?” (推薦人になってもらえませんか?)

あなたの声から熱意を感じたら、きっと断られることはないはずです。

携帯のチャットを使うことは控えましょう。プロフェッショナルとしてふさわしい方法でお願いしましょう。

推薦人を英文履歴書に書くフォーマット

推薦人(Reference)を構成する3つ

 

これは、私が実際に転職の際に使ったテンプレートです。推薦人の情報はすべて例として上げています。

このテンプレートは3つで構成されています。

  1. 個人情報(Personal Date)
  2. 推薦人のタイトル(Title)
  3. 推薦人の個人情報 (Referee information)

用紙設定とフォント

用紙サイズはA4で設定しましょう。文字フォントは11ptから12ptが望ましいでしょう。文字の設定は英文履歴書と揃えると読みやすいです。

例えば、英文履歴書の文字設定がGeorgiaだったら、推薦人のページもGeorgiaで揃えると読みやすいです。

個人情報の書き方ポイント5つ

①氏名 日本では名字から先に書きますが、英語の履歴書では名前→名字となります。

②資格 学校卒業と同時にもらえる資格は書きましょう。

③住所    日本の履歴書と違い、番地から先に書きます。

例えば、〒177-0051 東京都練馬区関町北3-15-8コーポ田中203の場合は

#203-3-5-18 Sekimachi Kita Nerima-ku Tokyo, 177-0051 

となります。

④連絡先 すぐ連絡を取れるように携帯電話の番号を書くようにしましょう。

⑤メールアドレス 履歴書に書くメールアドレスは、自分の名前が入っているアドレスが無難です。私は転職に合わせて自分の名前の入ったメールアドレスを作りました。その方がより、プロフェッショナルに見られます。

私の場合はレジュメに使ったものをコピーして貼り付けました。こうすると効率よくフォーマットを作ることができますよ。

タイトルをつける

Reference のタイトルは時にはProfessional Reference と書かれることもあります。フォントは18ptにし、太字にしましょう。

色も、落ち着きのある色を使うと、よりプロフェッショナルに見えます。

個人情報の書き方フォーマット

タイトルを入れたら2行ほど開け、推薦人の情報を入れてゆきます。

① 氏名 氏名は個人情報同様、氏名→名字となります。ここではMr. Ms.は使いません。

② 役職 役職名を書きます。

③ 職場名 スペルミスのないように気を付けましょう。

④ 職場の所在地 所在地を書くと地理的にどの辺りなのか情報を提供できます。

⑤ 職場の連絡先を書きます。

⑥ 職場でのメールアドレスを書きます。

⑤、⑥に関しては、個人の情報を教えたくない方もいます。推薦人になっていただく方に必ず確認をして使うようにしましょう。

おすすめサイト2つ

リフェレンスの情報をもっと詳しく知りたいあなたへオススメのサイトがありますので、ご紹介しますね。

1 オンライン英会話ネイティブキャンプブログ

オンライン英会話教室ならではの情報量の豊富さ、海外就職、転職のみならず、海外留学に伴う推薦状の説明も合わせて書いています。

詳細はネイテイブキャンプのブログをご覧ください。

2  One Step Ahead by Haruka Lennony

UK在住で音楽大好きのハルカさんのブログです。CV書き方マニュアルのシリーズは、就職や転職の際の推薦人に特化した内容になっていて、とても参考になります。↓↓

詳細は、イギリスと音楽大好きなハルカさんのブログをご覧ください。

リフェレンスの解説本

リフェレンスをしっかりと書きたい方におすすめの本があります。それは、私も実際に使用した、田上達夫先生のレジュメの書き方の本です。

この本に推薦人を解説したページがあります。良かったら参考にしてみてくださいね。↓↓

最後に

 

海外への就職や転職に懸命に取り組んでいるあなたに、夢が実現することを心から願っています。

Profoundiumでは、このブログ以外にも役に立つビジネス英語、勉強方法などを紹介した記事も豊富にあります。

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